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中小企業経営・中小企業政策難易度: 標準2007年度

中小企業診断士 過去問|中小企業経営・中小企業政策 第19問

問題

中小企業診断士S氏は、顧問先の金型メーカーT社の社長から、「同業のX社、加工メーカーY社、Z社と連携して、高性能な自動車部品を開発・製造予定であるが、この件に関してX社の社長から有限責任事業組合(LLP)の設立を打診されている。LLPについて簡単に説明して欲しい。」との相談を受けた。 以下は、S氏とT社社長の会話である。 S氏:「LLPは、株式会社と同じく、責任は有限です。」 T社社長:「では、株式会社と同じように、LLPも法人格を持つのですね。」 S氏:「 A 」 T社社長:「課税方法はどのようになっているのですか。」 S氏:「 B 」 会話の中の空欄AとBに入る最も適切なものの組み合わせはどれか。

選択肢

  1. 1A:はい、法人格を持ちます。 B:LLPに課税されます。
  2. 2A:はい、法人格を持ちます。 B:出資者が得る利益に直接課税されます。
  3. 3A:いいえ、法人格は持ちません。 B:LLPに課税されます。
  4. 4A:いいえ、法人格は持ちません。 B:出資者が得る利益に直接課税されます。

正解

4. A:いいえ、法人格は持ちません。 B:出資者が得る利益に直接課税されます。

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解説

正解はエ。有限責任事業組合(LLP)は、有限責任事業組合契約に関する法律に基づく組織で、出資者全員が有限責任である一方、会社のような法人格は持たない。したがって空欄Aは「いいえ、法人格は持ちません」となる。また課税面では、LLP自体には法人課税が行われず、組合の損益が各出資者に配分されてそれぞれに直接課税される構成員課税(パススルー課税)が適用される。これにより組合段階と出資者段階の二重課税が回避される点がLLPの大きな特徴である。空欄Bは「出資者が得る利益に直接課税されます」となる。よって法人格なし・パススルー課税のエが正しい。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成19年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第19問)

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中小企業経営・中小企業政策 第1問

中小企業経営・中小企業政策の関連問題

  • 第1問

    次の産業のうち、総務省「事業所・企業統計調査」に基づいて、1999年から2004年までの期間に中小事業所の数が減少した産業として、最も適切なものの組み合わせを、下記の解答群から選べ。ただし、産業区分は2002年改訂後の日本標準産業分類に従うものとする。 a 情報通信業 b 金融・保険業 c 飲食店、宿泊業 d 教育、学習支援業 〔解答群〕

  • 第2問

    財務省「法人企業統計季報」に基づいて、1994年以降2005年までの期間について中小企業のキャッシュフロー額と設備投資額の推移を見た場合、最も適切なものはどれか。なお、ここでは資本金1億円未満の法人企業を中小企業と見なす。また、ここでは、キャッシュフロー額を経常利益額の半分と減価償却費の合計と定義する。

  • 第1問

    次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。なお、ここでは開業率を2001年時点の既存企業数に対する開業企業数の比率、廃業率を2001年時点の既存企業数に対する廃業企業数の比率と定義する。 総務省「事業所・企業統計調査」に基づく中小企業庁の推計によれば、2001年から2004年までの期間における非一次産業の年平均の廃業企業数は、開業企業数を約 A 万社上回っている。廃業率は年平均 B %で過去最高の水準に達した。ただし、開業率も廃業率も地域や業種によって大きく異なる。また、新規開業企業の多くは小規模であり、会社形態ではなく個人事業として開業している。 (設問1)文中の空欄AとBに入る最も適切な数値の組み合わせはどれか。

  • 第2問

    次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。なお、ここでは開業率を2001年時点の既存企業数に対する開業企業数の比率、廃業率を2001年時点の既存企業数に対する廃業企業数の比率と定義する。 (設問2)文中の下線部について、総務省「事業所・企業統計調査」に基づいて2001〜2004年における非一次産業の企業の開業率と廃業率を都道府県別に見た場合、東京都、大阪府、愛知県などの大都市圏は地方圏と比較してどのように特徴づけられるか。最も適切なものを選べ。

  • 第3問

    次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。なお、ここでは開業率を2001年時点の既存企業数に対する開業企業数の比率、廃業率を2001年時点の既存企業数に対する廃業企業数の比率と定義する。 (設問3)文中の下線部について、総務省「事業所・企業統計調査」に基づいて2001〜2004年における非一次産業の開業企業を経営組織別に見た場合、会社形態での開業の割合が最も高いものはどれか。

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一問一答・予想問題・まとめノート

用語解説辞典

7科目の重要用語553語を解説

まとめノート

7科目を穴埋め2,070問で網羅

試験概要

受験者数・合格率・1次試験の構成