問題
次の古典派マクロ経済学に関する文章中の空欄AおよびBに入る最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 古典派マクロ経済理論では、市場の価格調整メカニズムが万全であり、物価および名目賃金が上下に伸縮的であると考える。このため、労働市場では常に完全雇用が実現し、GDP は完全雇用 GDP の水準と一致する。古典派マクロ経済理論では A が成立し、 B サイドから GDP が決定されると主張する。
選択肢
- 1A:セイの法則 B:供給
- 2A:セイの法則 B:需要
- 3A:有効需要の原理 B:供給
- 4A:有効需要の原理 B:需要
正解
1. A:セイの法則 B:供給
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解説
古典派マクロ経済学では「供給はそれ自らの需要を生み出す」というセイの法則が成立すると考える(空欄A)。価格・賃金が伸縮的で市場が常に均衡するため、生産(供給)された分は必ず需要されると想定するからである。 この結果、GDP の水準は需要側ではなく、労働や資本などの生産要素と技術によって決まる「供給」サイドから決定される(空欄B)。これに対しケインズ経済学は、需要が生産水準を決めるとする「有効需要の原理」を主張し、需要サイドから GDP が決まると考える。両者は対照的であり、本問は古典派の立場を問うているため正解はアである。 (出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第4問)
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