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中小企業経営・中小企業政策難易度: 標準2008年度

中小企業診断士 過去問中小企業経営・中小企業政策 第1問

問題

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 大企業との比較において、相対的に保有する経営資源が限られる中小企業が、自社単独で製品開発・技術開発を行うことや、新たな販路開拓を行うことは容易ではない。また、市場ニーズが目まぐるしく変化する中で、必要とするすべての経営資源を自社内に抱え込むことは、中小企業が本来的な強みとする環境変化に対する柔軟な対応力を弱めかねない。 このため、現代の中小企業経営にとっては、外部の経営資源をいかに有効活用するかが重要な戦略的課題となっている。こうした中で近年注目されているのが、産学官連携の促進に加えて、複数の中小企業が各自保有する経営資源を相互提供することで、不足する経営資源の補完や融合を図り、新たな事業活動や価値を創造する取り組みである。こうした中小企業の取り組みは、 A のような関係にみられる垂直的で硬い連携関係ではなく、既存の取引関係の有無を問わない緩やかで B な水平的な連携関係であることが多い。 (設問1)文中の空欄Aに入る最も適切な語句はどれか。

選択肢

  1. 1異業種交流
  2. 2系列取引
  3. 3産学連携
  4. 4地域コンソーシアム

正解

2. 系列取引

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解説

正解はイ。空欄Aは、文中で「垂直的で硬い連携関係」と対比される語句である。系列取引は、親企業と下請企業が固定的な発注・受注関係で長期的に結ばれる垂直的・階層的な取引関係の典型であり、緩やかで対等な水平的連携と対比する語として最も適切である。異業種交流は異なる業種の企業が緩やかに交流する水平的な取り組みであり、本文が描く新しい連携像そのものに近い。地域コンソーシアムも複数主体が水平的に連携する形態で、「硬い垂直的関係」には当たらない。したがって垂直的で硬い連携を象徴する系列取引を挙げたイが正しい。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第13問 設問1)

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