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企業経営理論難易度: 標準2009年度

中小企業診断士 過去問|企業経営理論 第1問

問題

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 高度な技術が複雑にかかわる現代のイノベーションにおいて、外部からイノベーションに必要な知識や情報を獲得することが不可欠である。しかし、イノベーションに有用な情報を、リードユーザーと呼ばれる顧客がもっている場合、そのような情報はしばしば粘着性(stickiness)が高く、入手することが困難である。このような外部からの知識や情報を理解し活用するためには、高い吸収能力(absorptive capacity)が必要である。 (設問1) 文中の下線部にある粘着性の高い情報を獲得する方法に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1LANなどの情報システムへ投資し、従業員間で情報の共有がスムーズに行われるようにする。
  2. 2インターネットなどの検索エンジンを活用して、広い範囲から技術情報を獲得する。
  3. 3顧客が生産活動や消費活動を行っている現場に技術者や営業員を行かせ、対面形式の会話を通じて入手する。
  4. 4コンサルタントや広告代理店を通じてマーケティング調査を行い、統計的に意味ある情報を入手する。
  5. 5最先端の技術情報が掲載されている学会誌や業界雑誌などをレビューする専門の部門を配置する。

正解

3. 顧客が生産活動や消費活動を行っている現場に技術者や営業員を行かせ、対面形式の会話を通じて入手する。

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解説

情報の粘着性(stickiness)とは、ある情報を特定の場所から別の場所へ移転するのに要するコストの高さを指し、暗黙知的で文脈依存的な情報ほど粘着性が高い。粘着性の高い情報を獲得するには、情報が生み出される現場に身を置き、対面での密なやり取りを通じて文脈ごと取り込む必要がある。ウの「顧客の現場に技術者や営業員を行かせ対面の会話を通じて入手する」が最も適切。ア・イ・エ・オはいずれも形式知化・統計化された情報を遠隔で集める方法であり、粘着性の高い情報の獲得には不向き。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成21年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第12問 設問1)

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企業経営理論の関連問題

  • 第1問

    マーケティングの定義に関する記述として最も適切なものはどれか。

  • 第2問

    分散型リーダーシップに関する記述として最も適切なものはどれか。

  • 第3問

    制度理論に関する記述として最も適切なものはどれか。

  • 第4問

    組織間関係論に関する記述として最も適切なものはどれか。

  • 第5問

    ドメインの定義に関する記述として最も適切なものはどれか。

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受験者数・合格率・1次試験の構成