問題
多様な中小企業の経営を画一的にとらえることは困難であるが、大企業の経営との比較において見ると、いくつかの共通の経営面での特質を指摘できる。中小企業経営の共通の特質として、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1外部資金調達面で不利性を有している。
- 2外部の経営資源への依存度が高い。
- 3経営者の個人的資質への依存度が高い。
- 4人的資源の不足を補うため、階層的な管理組織を形成する必要性が高い。
- 5中小規模性ゆえに参入・存立が限定される事業分野がある。
正解
4. 人的資源の不足を補うため、階層的な管理組織を形成する必要性が高い。
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解説
中小企業経営の共通の特質としては、信用力が低く外部資金調達面で不利であること(ア)、社内資源が限られるため外部の経営資源への依存度が高いこと(イ)、組織が小さく経営者個人の資質に経営が左右されやすいこと(ウ)、規模の制約から参入・存立できる事業分野が限られること(オ)が挙げられる。一方、中小企業は人的資源が限られ組織がシンプルであるがゆえに、むしろ階層の少ないフラットな組織で迅速な意思決定を行うことに特徴がある。「階層的な管理組織を形成する必要性が高い」(エ)は大企業の特徴であり、中小企業の特質として最も不適切。したがって正解はエ。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成21年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第11問)
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