問題
次の文中の空欄AとBに入る最も適切な語句の組み合わせを下記の解答群から選べ。 中小企業と大企業では、賃金水準や労働時間の点で、格差が存在するのが現状である。たとえば、厚生労働省「賃金構造基本統計調査(2007年)」の再編加工結果から、企業規模別の正社員の平均給与額(きまって支給する現金給与額)を見ると、中小企業の29.8万円に対し、大企業では38.3万円であり、特に製造業・非製造業別では A における大企業と中小企業の賃金格差が大きい。ちなみに、大企業と中小企業の賃金格差(全業種)の推移を見ると、1990年代と比べて B している。また、正社員の1カ月当たりの平均労働時間数を見ても、中小企業の平均労働時間数184.3時間に対し、大企業では175.3時間となっており、中小企業が大企業を上回っている。 〔解答群〕
選択肢
- 1A:製造業 B:拡大
- 2A:製造業 B:縮小
- 3A:非製造業 B:拡大
- 4A:非製造業 B:縮小
正解
1. A:製造業 B:拡大
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解説
厚生労働省「賃金構造基本統計調査(2007年)」の再編加工結果を用いた2008年版中小企業白書によると、製造業・非製造業を比較すると、装置・設備による生産性の差が賃金に反映されやすい製造業において、大企業と中小企業の賃金格差がより大きい(A=製造業)。また全業種でみた大企業と中小企業の賃金格差の推移は、1990年代と比べて拡大する傾向にある(B=拡大)。したがってA=製造業、B=拡大の組み合わせのアが正解。あわせて中小企業の労働時間が大企業を上回っており、賃金・労働時間の両面で格差が存在する構造を示している。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成21年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第12問)
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