問題
主要簿と補助簿からなる帳簿組織における記録に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 a 特殊仕訳帳を導入した場合、取引の内容に応じて、一定期間に発生した取引の合計額を一括してまたは取引ごとに個別に総勘定元帳への転記が行われる。 b 特殊仕訳帳を導入した場合、1つの取引が普通仕訳帳と特殊仕訳帳の両方に記録される。 c 普通仕訳帳のみを仕訳帳として用いる場合、取引の合計額を一括して総勘定元帳への転記が行われる。 d 普通仕訳帳のみを仕訳帳として用いる場合、取引は普通仕訳帳から総勘定元帳に転記される。
選択肢
- 1aとb
- 2aとc
- 3aとd
- 4bとc
- 5cとd
正解
3. aとd
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解説
主要簿と補助簿からなる帳簿組織における記録方法に関する問題である。 【特殊仕訳帳を導入した場合】 特殊仕訳帳は、現金出納帳・売上帳・仕入帳など、特定の取引を一括記録する帳簿である。導入時には、特殊仕訳帳の合計額を一括して総勘定元帳に転記する方法(合計転記)または取引ごとに個別転記する方法がある。 また、特殊仕訳帳に記録される取引については、原則として普通仕訳帳には記録しない(二重記録の回避)。ただし、特殊仕訳帳の親勘定と特別欄に含まれない取引(特殊仕訳帳の小書欄に発生する諸口取引など)は、普通仕訳帳に記入されることもある。 【普通仕訳帳のみを仕訳帳として用いる場合】 普通仕訳帳(単一仕訳帳制)のみを用いる場合、すべての取引は普通仕訳帳に記入され、そこから個別に総勘定元帳に転記される。合計転記は行われない。 【各記述の判定】 a:正しい。特殊仕訳帳導入時は合計転記または個別転記が行われる。 b:誤り。特殊仕訳帳に記入された取引は、原則として普通仕訳帳には重複記入しない。 c:誤り。普通仕訳帳のみの場合は、取引ごとに個別に総勘定元帳へ転記される(合計転記ではない)。 d:正しい。普通仕訳帳のみの場合、取引は普通仕訳帳から総勘定元帳に転記される。 したがって正しい組み合わせは「aとd」となる。よってウが正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成22年度 中小企業診断士1次試験 財務・会計 第1問)
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