問題
(設問2)文中の下線部②の企業の環境技術の開発をめぐる動向に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 12009年4月に開始されたエコカー減税は、特例措置として低燃費・低排出ガスを認定された自動車の取得税や重量税に減免措置が適用されるので、自動車メーカーにはエコカー開発のインセンティブになっている。
- 22009年5月に開始された家電エコポイントは、企業に対してグリーン家電の開発を促し、消費者には購買意欲を駆り立てている。
- 32次電池の開発に取り組んでいる企業では、電極のレアメタルの高騰が電池価格に反映することが隘路のひとつになっている。
- 4電気自動車は構造が比較的単純であるので、充電システムについては自動車業界で統一した方法が確立している。
- 5バイオ燃料は環境配慮型エネルギーとしてトウモロコシや大豆、菜種などから代替燃料が開発されており、欧州ではバイオディーゼルにも使用されているが、ディーゼル車が普及していない日本ではそのようなディーゼルの開発は低調である。
正解
4. 電気自動車は構造が比較的単純であるので、充電システムについては自動車業界で統一した方法が確立している。
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解説
電気自動車(EV)の充電システムは、本問が問われた2010年時点で自動車業界で統一されておらず、急速充電方式の規格(日本の CHAdeMO、欧米の Combo、テスラ独自方式、中国 GB/T 規格など)の標準化競争が続いていた。「自動車業界で統一した方法が確立している」とする記述は事実誤認で最も不適切。アは2009年4月開始のエコカー減税の実施事実とインセンティブ効果として適切。イは家電エコポイント制度の実施事実とその効果として適切。ウは2次電池におけるレアメタル価格高騰の隘路の指摘で適切。オはバイオ燃料の欧州での普及と日本でのディーゼル車普及低調の対比で適切。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成22年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第11問 設問2)
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