問題
(第18問の続き)経営者は、内部統制の目的を達成するために内部統制の基本的要素が組み込まれたプロセスを構築し、それを適切に機能させていくことが求められている。本基準では6つの基本的要素(1統制環境、2リスクの評価と対応、3統制活動、4情報と伝達、5モニタリング、6ITへの対応)を列挙している。 このうち、経営者の意向および姿勢のように、組織内のすべての者の統制に対する意識に影響を与えるとともに、他の基本的要素の基礎をなすものとして最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1統制活動
- 2統制環境
- 3モニタリング
- 4リスクの評価と対応
正解
2. 統制環境
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解説
イが適切。「統制環境」とは、組織の気風を決定し、組織内のすべての者の統制に対する意識に影響を与えるとともに、他の基本的要素の基礎をなすものをいう。経営者の意向や姿勢、誠実性・倫理観、取締役会・監査役の機能などが含まれ、内部統制の他の5要素(リスク評価と対応・統制活動・情報と伝達・モニタリング・ITへの対応)の土台となる。アの「統制活動」は経営者の命令・指示が適切に実行されることを確保する方針と手続、ウの「モニタリング」は内部統制が有効に機能していることを継続的に評価するプロセス、エの「リスクの評価と対応」は組織目標の達成に影響を与える事象について、組織目標の達成を阻害する要因をリスクとして識別・分析・評価するプロセスであり、いずれも基礎ではない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成22年度 中小企業診断士1次試験 経営法務 第18問 設問2)
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