問題
(設問2)インストア・マーチャンダイジングの手法のひとつであるクロス・マーチャンダイジング(クロス MD)に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1クロス MD によって、買物における消費者の情報処理負荷を軽減することができる。
- 2クロス MD によって消費者の購買点数を増加させることができる。
- 3クロス MD の有効性は、他商品との組み合わせ購買が生じる確率(条件付き購買確率)を通常の購買確率で除したリフト値によって判断することができる。
- 4クロス MD は、小売業者の商品部門間のコンフリクトを低下させる。
- 5メーカーが小売業者にクロス MD を提案する場合には、自社製品だけでなく他社製品の売上増にも寄与する提案が望ましい。
正解
4. クロス MD は、小売業者の商品部門間のコンフリクトを低下させる。
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解説
クロス・マーチャンダイジング(クロス MD)は、関連性の高い異なるカテゴリーの商品を併売することで購買点数を増やす手法(例:パスタと一緒にパスタソース、ワインと一緒にチーズを陳列する)。このとき、異なる部門の商品を一緒に陳列することになるため、売上の帰属や陳列スペースの取り合いをめぐって「部門間のコンフリクトはむしろ高まる」可能性があり、エの「コンフリクトを低下させる」というのは逆の記述で最も不適切。アはクロス MD で関連商品を一緒に提示することで消費者の情報処理負荷を軽減できる点で適切。イはクロス MD は購買点数増加(バスケット拡大)が目的であり適切。ウはリフト値(条件付き購買確率/通常の購買確率)でクロス MD 有効性を判断する手法で適切。オはメーカーが小売業に提案する際、自社製品と他社製品の組み合わせで売上全体を伸ばす提案の方が小売側に受け入れられやすいため適切。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成23年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第31問 設問2)
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