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経済学・経済政策難易度: 標準2012年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第13問

問題

いま、需要曲線と供給曲線を下図のような直線で表すものとする。 このとき、政府が点線で示されているような形で従量税を課す場合、税収と税の大きさ(財1単位あたりの税)との関係を表す図として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1解答群ア(右上がりの直線)
  2. 2解答群イ(右下がりの直線)
  3. 3解答群ウ(右上がりに加速する曲線)
  4. 4解答群エ(凸状の山型曲線)

正解

4. 解答群エ(凸状の山型曲線)

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解説

従量税の税収と税率の関係(ラッファー曲線的な発想)を需給曲線で考える問題。 従量税 t を課すと、消費者の支払価格と生産者の受取価格の差が t になる。需要曲線・供給曲線が直線で表されている場合、課税後の取引量 Q* は税率 t の関数として線形に減少する。 税収 R は R = t × Q*(t) で表される。Q*(t) = a − bt(線形関数)とおくと、R = t(a − bt)= at − bt^2 という凸状の二次関数になる。 初期では t を増やすと R は増加するが、ある最適水準を超えると Q* が大きく減少するため R は減少する。よって R と t の関係は「凸状の山型曲線」となる。これは選択肢エに該当する。 ア(直線増加):税率が増えれば必ず税収が増えるという誤った見方。 イ(右下がり):税率増で常に税収減というのも極端で誤り。 ウ(右上がりに加速):これも実態と異なる。 したがって正解はエ。税率を上げすぎると税収がかえって減少するというラッファー曲線の考え方は、税制論の基本原理として頻出。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第13問)

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