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中小企業経営・中小企業政策難易度: 標準2012年度

中小企業診断士 過去問|中小企業経営・中小企業政策 第2問

問題

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 高度化事業は、中小企業者が共同で事業環境の改善や経営基盤の強化に取り組む場合に必要となる設備資金について、事業計画に対するアドバイスを受けたうえで、長期・低利(又は無利子)で貸付けを受けることができる制度である。 高度化融資の貸付方法には、A方式とB方式がある。A方式は、1つの都道府県内で行われる事業に対する貸付方法である。B方式は、原則として、2つ以上の都道府県にまたがる広域の事業に対する貸付方法である。 対象となる事業のうち、 ⑴ は、中小小売商業者が共同で入居するショッピングセンターを建設したり、中小製造業者が生産工程を統合し共同で使用する工場を建設したりするなど、共同で利用する1つの建物を設置・運営する事業である。 ⑵ は、工場を拡張したいが隣接地に用地を確保できない、騒音問題のため操業に支障があるなどの問題を抱える中小企業者が集まり、適地に充実した設備の整った工場を新設し、事業の拡大・効率化、公害問題の解決を図るものである。 (設問2)文中の空欄⑴と⑵に入る高度化事業の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1⑴:企業合同事業 ⑵:集団化事業
  2. 2⑴:企業合同事業 ⑵:連鎖化事業
  3. 3⑴:施設集約化事業 ⑵:集団化事業
  4. 4⑴:施設集約化事業 ⑵:連鎖化事業

正解

3. ⑴:施設集約化事業 ⑵:集団化事業

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解説

高度化事業の主な類型は次のとおり。 ・施設集約化事業:中小企業者が共同で利用する1つの建物(共同店舗、共同工場、共同物流センター等)を設置・運営する事業。 ・集団化事業:複数の中小企業者が集団で工業団地等の適地に移転し、新たな工場・施設を設置する事業。 ・連鎖化事業:チェーン本部と加盟店との連鎖化(フランチャイズ)支援事業。 ・企業合同事業:中小企業同士の合併・共同会社化を支援する事業。 設問⑴の説明(共同入居のショッピングセンター、共同利用工場など「共同で利用する1つの建物」)は施設集約化事業に該当する。設問⑵の説明(工場拡張・騒音問題等を抱える中小企業が「適地に集まり充実した設備の工場を新設」)は集団化事業に該当する。したがって「⑴:施設集約化事業、⑵:集団化事業」の組み合わせとなるウが正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第23問 設問2)

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