問題
選択肢
- 1株価による経営評価が行き過ぎることで、CSRが果たしにくくなった。
- 2企業規模の拡大に伴う株式の分散によって、経営者が企業の法的所有者である株主から直接的な影響を受けにくくなった。
- 3企業で使用される技術の高度化によって、技術者集団ないし専門家に対する依存が大きくなった。
- 4様々な生産技術に精通する管理者が、企業全体の生産プロセスに対して大きな影響力を持つようになった。
- 5新製品やサービスを市場に提供し、競争を通じて利潤を追求する企業家的な行動が一般的なものとなった。
正解
5. 新製品やサービスを市場に提供し、競争を通じて利潤を追求する企業家的な行動が一般的なものとなった。
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解説
本問は「専門経営者や管理者による企業の支配」(経営者支配)の特徴を問うており、これは所有と経営の分離に伴って経営者が企業を支配する現象である。オの「新製品やサービスを市場に提供し、競争を通じて利潤を追求する企業家的な行動」はシュンペーター的な企業家(アントレプレナー)の行動であり、専門経営者・管理者の支配とは別の概念である。経営者支配が広がるにつれ、リスクを取って新規事業を切り拓く企業家的行動はかえって慎重化・官僚化の傾向に陥りやすく、これが「一般的なものとなった」とは言えない。よってオが最も不適切。ア(株主重視で短期業績志向となりCSRが軽視される)、イ(株式分散による経営者支配の進展)、ウ(技術高度化による専門家依存)、エ(生産技術に精通する管理者の影響力増大)はいずれも経営者支配の特徴として適切である。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成25年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第19問)
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