診断士に戻る
企業経営理論難易度:

中小企業診断士 一問一答企業経営理論 第379問

問題

大企業が既存顧客を重視するあまり、破壊的技術への対応が遅れる現象を何というか?

選択肢

  1. 1イノベーターのジレンマ
  2. 2囚人のジレンマ
  3. 3コモディティ化
  4. 4ガラパゴス化

正解

1. イノベーターのジレンマ

詳しい解説を見る

解説

イノベーターのジレンマとは、クリステンセンが提唱した逆説的な現象で、優れた大企業が、目の前の優良顧客を大切にし、彼らの求める高機能化に応え続けるという「合理的な経営判断」をするがゆえに、かえって破壊的技術への対応が遅れ、新興企業に市場を奪われてしまうことをいいます。 なぜそうなるのか。大企業は利益率の高い既存の主力顧客の声に耳を傾けます。すると、初めは性能が低く利益も小さい破壊的技術は「うちの客には不要」と軽視されます。ところがその新技術は安さや手軽さを武器に別の市場で力をつけ、やがて性能を高めて本丸を侵食します。気づいたときには手遅れ、というわけです。きちんと顧客を見て正しく経営したはずなのに足元をすくわれる、ここに「ジレンマ」があります。 似た用語と区別しましょう。囚人のジレンマはゲーム理論で、各自が合理的に動くと全体では損な結果になる状況を指す別概念です。コモディティ化は製品の差別化が失われ価格競争に陥る現象、ガラパゴス化は独自進化で世界標準から孤立する現象で、いずれも優良企業がなぜ革新に乗り遅れるかを説く本問の答えとは内容が異なります。

中小企業診断士トップ

一問一答・予想問題・まとめノート

企業経営理論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小企業診断士の全7097問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業診断士は7科目すべてで6割を取る戦略が王道です。