問題
選択肢
- 1CIF (cost, insurance, freight)
- 2DDP (delivered duty paid)
- 3EXW (ex works)
- 4FOB (free on board)
正解
4. FOB (free on board)
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
貿易取引の代表的なインコタームズ条件(Incoterms)における「本船渡し」(積込み港の本船上で売主から買主へ引渡しが行われる条件)に該当するのはFOB(Free On Board)である。 本問の事例は「輸入業者側が手配した輸送手段(船舶)に輸出業者が製品を積載することで引渡しが完了する」というものであり、これはFOBの典型的な引渡し方法に合致する。FOBでは、本船への船積みの時点で売主から買主へ危険負担が移転し、買主が運送手配・運賃・保険を負担する。 ア CIF(Cost, Insurance and Freight)は、売主が運賃・保険料まで負担して荷揚港まで届ける条件で、本船への積込みは含むが本問の説明文の主旨(積込時点で売主の責任終了=本船渡し)は厳密にはFOB系として整理される。CIFはあくまで売主が運送と保険を手配する条件であり、本問の「輸入業者側が輸送手段を手配」と矛盾する。 イ DDP(Delivered Duty Paid)は、関税納付済み持ち込み渡し(売主の負担最大)であり、本問の趣旨に反する。 ウ EXW(Ex Works)は、売主の指定施設での引渡し(工場渡し)であり、本船渡しではない。 よってエが正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成25年度 中小企業診断士1次試験 経営法務 第13問 設問1)
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート