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経営法務難易度: 標準2013年度

中小企業診断士 過去問経営法務 第1問

問題

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 外国からの医療機器の輸入に関して、輸入業者側が手配した輸送手段に輸出業者が製品を積載することによって製品を受領する旨の合意が成立し、次の英文契約書の条項が定められた。 PURCHASE AGREEMENT FOR MEDICAL DEVICE PRODUCT Article XX 1. Delivery of the Products shall be made at San Francisco Port, California, on or before the 31st of August, 2013, on 【A】 San Francisco bases. 2. The trade term "【A】" shall be interpreted in accordance with 【B】. 契約書の空欄Aには、「本船渡し」の貿易条件を意味する貿易用語が入る。この用語として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1CIF (cost, insurance, freight)
  2. 2DDP (delivered duty paid)
  3. 3EXW (ex works)
  4. 4FOB (free on board)

正解

4. FOB (free on board)

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解説

貿易取引の代表的なインコタームズ条件(Incoterms)における「本船渡し」(積込み港の本船上で売主から買主へ引渡しが行われる条件)に該当するのはFOB(Free On Board)である。 本問の事例は「輸入業者側が手配した輸送手段(船舶)に輸出業者が製品を積載することで引渡しが完了する」というものであり、これはFOBの典型的な引渡し方法に合致する。FOBでは、本船への船積みの時点で売主から買主へ危険負担が移転し、買主が運送手配・運賃・保険を負担する。 ア CIF(Cost, Insurance and Freight)は、売主が運賃・保険料まで負担して荷揚港まで届ける条件で、本船への積込みは含むが本問の説明文の主旨(積込時点で売主の責任終了=本船渡し)は厳密にはFOB系として整理される。CIFはあくまで売主が運送と保険を手配する条件であり、本問の「輸入業者側が輸送手段を手配」と矛盾する。 イ DDP(Delivered Duty Paid)は、関税納付済み持ち込み渡し(売主の負担最大)であり、本問の趣旨に反する。 ウ EXW(Ex Works)は、売主の指定施設での引渡し(工場渡し)であり、本船渡しではない。 よってエが正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成25年度 中小企業診断士1次試験 経営法務 第13問 設問1)

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