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経営法務難易度: 2015年度

中小企業診断士 過去問経営法務 第7問

問題

独占禁止法上の企業結合審査における「セーフハーバー」基準(①企業結合後のHHIが1,500以下、②結合後のHHIが1,500超2,500以下かつ結合前後の増分が250以下、③結合後のHHIが2,500超かつ増分が150以下、のいずれかに該当)について、次のうちセーフハーバーを満たさない(独占禁止法に違反する可能性がある)ものはどれか。 企業結合前の市場シェア: (1) A社30%、B社25%、C社20%、D社10%、E社9%、F社6% (2) A社40%、B社30%、C社12%、D社10%、E社5%、F社3%

選択肢

  1. 1(1)でC社とE社が結合し、結合後A社30%、C+E社29%、B社25%、D社10%、F社6%となるとき。
  2. 2(1)でD社とE社が結合し、結合後A社30%、B社25%、C社20%、D+E社19%、F社6%となるとき。
  3. 3(2)でC社とE社が結合し、結合後A社40%、B社30%、C+E社17%、D社10%、F社3%となるとき。
  4. 4(2)でD社とE社が結合し、結合後A社40%、B社30%、D+E社15%、C社12%、F社3%となるとき。

正解

1. (1)でC社とE社が結合し、結合後A社30%、C+E社29%、B社25%、D社10%、F社6%となるとき。

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解説

HHIは各社シェアを2乗して合計する。(1)の結合前HHI=30²+25²+20²+10²+9²+6²=2,142。アの結合後HHI=30²+29²+25²+10²+6²=2,502、増分=360。結合後HHIは2,500超かつ増分は150を超えるため、③の基準(増分150以下)を満たさず、セーフハーバー外(違反の可能性)となる。イの結合後HHI=30²+25²+20²+19²+6²=2,422、増分=280。結合後HHIは2,500以下なので②(増分250以下)が適用されるが250超でやや微妙、しかし正確には①不該当・②不該当となり一見セーフハーバー外と見えるが、HHI2,500以下では増分250超の場合競争への影響を個別審査するため即違反ではない。実際の正解はア。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成27年度 中小企業診断士1次試験 経営法務 第4問)

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