診断士に戻る
経営法務難易度: 標準2015年度

中小企業診断士 過去問経営法務 第17問

問題

著作権の制限に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1違法なインターネット配信から、違法と知りながら音楽をダウンロードした場合でも、私的使用目的であれば著作権侵害とはならない。
  2. 2写真撮影において、被写体の背景にやむを得ず写り込んでしまった事物は、著作権者の利益を不当に害するものでなければ著作権侵害とはならない。
  3. 3新聞に掲載して発行された時事問題に関する論説は、特に禁止する旨の注意がされていなければ、他の新聞に転載する事ができる。
  4. 4有名な画家が描いた絵画を所有している場合、その所有者はその絵画を公に展示することができる。

正解

1. 違法なインターネット配信から、違法と知りながら音楽をダウンロードした場合でも、私的使用目的であれば著作権侵害とはならない。

詳しい解説を見る

解説

著作権法30条1項は私的使用目的の複製を権利制限として認めるが、同項3号により「著作権を侵害する自動公衆送信(インターネット配信)であることを知りながら、その送信を受けて行うデジタル方式の録音又は録画」は私的使用目的であっても権利制限の対象外(複製権侵害)となる。よって違法配信と知りながらの音楽ダウンロードは私的使用目的でも著作権侵害となり、アは「侵害とならない」とする点が誤り(最も不適切)でアが正解。イは著作権法30条の2の「付随対象著作物の利用」(写り込み)に該当し権利制限される。ウは著作権法39条1項により新聞・雑誌に掲載された政治上・経済上・社会上の時事問題に関する論説は転載禁止の旨の記載がなければ他の新聞・雑誌に転載可能。エは著作権法45条1項により美術・写真の著作物の原作品の所有者は公の展示が可能。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成27年度 中小企業診断士1次試験 経営法務 第13問)

中小企業診断士トップ

一問一答・予想問題・まとめノート

経営法務の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小企業診断士の全7073問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業診断士は7科目すべてで6割を取る戦略が王道です。