問題
選択肢
- 1A社は、面や胴、小手、剣道着、はかまといった剣道用品を総合的に企画・生産するメーカーである。同社は、幼児・小学生、中高生、大学生・一般といった年齢を変数とした市場セグメントのそれぞれに適した製品群を生産している。これは、選択的専門化によるターゲティングの代表例である。
- 2老舗の豆腐製造業者B社は3代にわたって、家族従業者だけで豆腐の生産に携わっている。豆腐の販売先は、大都市に立地する日本酒バー数店舗のみである。これは、製品専門化によるターゲティングの典型例である。
- 3タオルメーカーのC社は、同社のランドマーク商品である、手触りのよいハンドタオルシリーズのブランドによって、高級ホテルやレストラン、スポーツジム、贈答品専門店など幅広いターゲットに対する働きかけを行っている。これは市場専門化によるターゲティング・アプローチである。
- 4ハンドメイドのスポーツ自転車を製造・小売するD社は、小さな製造小売事業所店舗を通じて、ファッション性と堅牢度の高い製品を提供している。製品は洗練されたデザインを持つが、競技指向や機能性指向とは対照的な、ファッション性を求める市場セグメントがターゲットである。これは、集中によるターゲティングである。
正解
4. ハンドメイドのスポーツ自転車を製造・小売するD社は、小さな製造小売事業所店舗を通じて、ファッション性と堅牢度の高い製品を提供している。製品は洗練されたデザインを持つが、競技指向や機能性指向とは対照的な、ファッション性を求める市場セグメントがターゲットである。これは、集中によるターゲティングである。
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解説
コトラーのターゲティング5類型(単一セグメント集中/選択的専門化/製品専門化/市場専門化/フルカバレッジ)を問う。エは正しい。D社はファッション性志向という単一の市場セグメントに集中的に経営資源を投入するため集中(単一セグメント集中)型ターゲティングに該当。アは複数の年齢セグメントに異なる製品群を提供しており選択的専門化ではなくフルカバレッジ(市場全体型)に近い。イはB社は単一製品(豆腐)を単一セグメント(日本酒バー)に提供する集中型で、製品専門化(1製品×複数セグメント)ではない。ウはC社は単一製品(ハンドタオル)を複数業態に提供しており製品専門化であり、市場専門化(1セグメント×複数製品)ではない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成29年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第30問 設問1)
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