問題
選択肢
- 1多くの消費者の間には、サステイナブルな社会の実現に向けて自身の行動を変えようと説得する企業からのメッセージに好意的な態度を示す一方で、実際にサステイナブルな行動をとることは少ないという態度と行動とのギャップが存在する。
- 2サステイナブルな消費行動を促すためには、製品の使用価値を重視させるよりも、所有価値を重視させるマーケティングが有効である。
- 3製品を購入する際には、できるだけ地球環境に配慮した製品を選択しようとする考え方をソーシャリズムといい、この考えに沿って行動する消費者をグリーン・コンシューマーという。
- 4レジ袋の有料化のように社会的課題を消費者個人の責任へと転嫁するアプローチは、消費者に支持されやすく反発を生じさせない。
正解
1. 多くの消費者の間には、サステイナブルな社会の実現に向けて自身の行動を変えようと説得する企業からのメッセージに好意的な態度を示す一方で、実際にサステイナブルな行動をとることは少ないという態度と行動とのギャップが存在する。
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解説
サステイナブル消費における「態度と行動のギャップ(attitude-behavior gap、価値-行動ギャップ)」は広く確認されている現象で、消費者は調査では環境配慮や社会貢献に肯定的態度を示す一方、実際の購買行動では価格・利便性等を優先しサステイナブルな選択をしないことが多い。よって態度と行動とのギャップに関する記述が正しい。サステイナブル消費はモノを所有することよりも「サービスとしての使用(シェアリング、サブスクリプション、レンタル等)」を重視する方向にあり、所有価値より使用価値の重視が有効(所有価値重視は逆)。環境配慮を重視する考え方は「エコロジズム」「グリーン・コンシューマリズム」と呼ばれる(ソーシャリズムは社会主義の意味であり、環境配慮の用語ではない)。レジ袋有料化のような責任転嫁的アプローチは、消費者の負担感や「なぜ自分だけ」という反発を生じやすく、必ずしも支持されるとは限らない(実際の反発・批判事例も多い)。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和5年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第36問 設問2)
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