問題
選択肢
- 1原材料や味に特徴がある多様なドレッシングが販売されている。アサエルの購買行動類型によれば、商品間の差を理解しやすく、低価格で特にこだわりもなく購入できる商品に対して、消費者は多くを検討することなく、慣習的な購買行動をとりやすい。
- 2テレビを買い替える場合、過去の使用経験から特定ブランドに好ましい態度を有している消費者の多くは、他ブランドを詳しく検討することなく、当該ブランドを選ぶことがある。こうした決定方略は連結型と呼ばれる。
- 3特別な人に贈る宝石の購入は重要性の高い買い物であるが、一般の消費者は宝石の良し悪しを正確に判断できない。アサエルの購買行動類型によれば、こうした場合に、一般の消費者は複雑な情報処理を伴う購買行動をとりやすい。
- 4パソコンの購入に際して、消費者は最も重視する属性で高評価な候補製品を選び、その属性で候補製品が同評価であれば、次に重視する属性で選ぶ場合がある。こうした決定方略は辞書編纂型と呼ばれる。
- 5マンション購入に際して、消費者は価格、立地、間取り、環境や建設会社など、検討すべき属性を網羅的にあげ、候補物件において全属性を評価し、総合点が高い選択肢を選ぶことがある。こうした決定方略はEBA型と呼ばれる。
正解
4. パソコンの購入に際して、消費者は最も重視する属性で高評価な候補製品を選び、その属性で候補製品が同評価であれば、次に重視する属性で選ぶ場合がある。こうした決定方略は辞書編纂型と呼ばれる。
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解説
アサエルの購買行動類型(関与×ブランド差)と消費者決定方略(補償型/非補償型)を問う。エは正しい。最重視属性で評価し同点なら次に重視する属性で比較する方法は辞書編纂型(lexicographic)と呼ばれる典型的非補償型方略。アはドレッシングは低関与・ブランド差大の「バラエティ・シーキング型」で慣習型ではない。イは特定ブランドに好意を持ち他を検討せず選ぶのは情緒的決定型・ブランドロイヤルティ型で、連結型は属性ごとに最低基準を設けて全てクリアするものを選ぶ別の方略。ウは宝石購入で良し悪しが判断できない場合は不協和低減型(高関与・ブランド差小)の購買行動で、複雑型ではない。オは全属性を総合点で評価するのは補償型(線形補償型)であり、EBA型(属性ごとに脱落させる非補償型)ではない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成29年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第33問)
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