問題
選択肢
- 1POSデータを用いた最も基本的な分析手法の1つはアクセス解析である。これは、購買金額の規模によって顧客をいくつかのグループに分け、それぞれのグループの顧客による売上や利益への貢献度を測定するものである。
- 2首都圏在住の大学生をターゲットとする就職活動支援サービスの展開を計画する企業が、ターゲットの潜在ニーズを把握するために標本調査を実施する場合、母集団の規模とその男女構成比が事前に把握できるため、その比率に応じた標本抽出を行うことができる。この種の標本抽出法を系統的抽出法という。
- 3マーケティング計画の初期段階においては二次データが用いられる場合が多いが、二次データは内的データと外的データに分類される。小売業者にとっては、POSデータなどの販売データは外的データである。
- 4洋菓子メーカーA社は、SNSのフォロワーを100万人以上もつ若手人気モデルと契約し、SNSを用いて若者をターゲットにしたスイーツに対するブランドのプロモーションを強化している。その狙いは、早期に前期大衆(early majority)への普及を図ることである。これをキャズムを超えるという。
正解
4. 洋菓子メーカーA社は、SNSのフォロワーを100万人以上もつ若手人気モデルと契約し、SNSを用いて若者をターゲットにしたスイーツに対するブランドのプロモーションを強化している。その狙いは、早期に前期大衆(early majority)への普及を図ることである。これをキャズムを超えるという。
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解説
マーケティング計画の各概念に関する問題。エは正しい。キャズム理論(G.A.ムーア)では、ハイテク製品の普及において革新者・初期採用者と前期大衆(early majority)の間に深い溝(キャズム)があり、これを超えてアーリーマジョリティに浸透させることが製品普及の鍵となる。SNSインフルエンサーマーケティングによる若者層へのブランド浸透はキャズムを超える施策の典型例。アは購買金額で顧客をグループ化し売上・利益貢献を測定する分析は「デシル分析」または「RFM分析」であり、「アクセス解析」はWebサイトのアクセス状況分析(誤り)。イは母集団の性別構成比に応じた標本抽出は「層化抽出法(割当抽出法)」であり、「系統的抽出法」は一定の間隔で標本を抽出する方法で別概念。ウは小売業者にとって自社のPOSデータは社内で取得・蓄積される「内的データ」(外部データではない)。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成30年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第30問)
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