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経済学・経済政策難易度: 2019年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第11問

問題

下図は、供給曲線の形状が特殊なケースを描いたものである。座席数に上限があるチケットなどは、ある一定数を超えて販売することができないため、上限の水準において垂直になる。なお、需要曲線は右下がりであるとする。この図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1供給曲線が垂直になってからは、生産者余剰は増加しない。
  2. 2このイベントの主催者側がチケットの価格をP1に設定すると、超過需要が生じる。
  3. 3チケットがP3で販売されると、社会的余剰は均衡価格の場合よりも□GEFHの分だけ少ない。
  4. 4チケットがQ1だけ供給されている場合、消費者は最大P2まで支払ってもよいと考えている。

正解

3. チケットがP3で販売されると、社会的余剰は均衡価格の場合よりも□GEFHの分だけ少ない。

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解説

ウ正:均衡点Eでの社会的余剰が最大。価格P3で販売されるとQ1の数量しか取引されず、本来Q2まで取引されていた部分の余剰が失われる。失われる余剰の面積は四辺形GEFHに相当する(生産者余剰のうち得られなかった部分+消費者にとって超過需要分の余剰)。ア誤:垂直部分でも価格が上がれば生産者余剰は増える(均衡価格P2まで増加)。イ誤:P1(均衡P2より高い価格)に設定すると超過供給が生じる、超過需要ではない。エ誤:Q1の数量に対しては消費者の支払い意思額はP1(需要曲線の高さ)であり、P2ではない。よって正解はウ。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和元年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第11問)

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