問題
選択肢
- 1自分たちの考え方を頻繁に検証する。
- 2情報の妥当性を重視する。
- 3積極的にリスクを取ろうとする。
- 4全社的な観点から自己の責任を果たそうとする。
- 5問題の論理的な部分を重視し、感情的な部分は排除しようとする。
正解
5. 問題の論理的な部分を重視し、感情的な部分は排除しようとする。
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解説
本問はアージリスの「組織防衛ルーチン(organizational defensive routines)」「モデルⅠ理論」を背景としている。モデルⅠ行動の特徴は①問題の論理的・客観的部分のみ重視し感情的側面(不安・葛藤)を排除する、②情報を都合よく取捨選択する、③自己防衛・面子重視の隠蔽的行動を取る、等である。A社の事例では、ミドルは経営陣との衝突や悲観情報による不利益を避けるため事実をオブラートに包み、現場も責任転嫁して気に留めないという回避行動が見られる。これはまさに「論理的部分を重視し感情的な部分を排除しようとする」というモデルⅠ的態度の表れであり、オが正解。アは自己検証を避ける行動、イは情報を歪曲する行動、ウはリスク回避行動、エは部分最適・責任回避行動が観察されており、いずれも事例と矛盾する。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和元年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第20問 設問1)
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