問題
選択肢
- 1企業は顧客を創造し、顧客の要望に応えることを基礎とする一方で、競合他社との競争にも気を配る必要がある。これらをバランスよく両立する企業は、セリング志向であるということができる。
- 2ケーキ店Xが「どの店でケーキを買うか選ぶときに重視する属性」についてアンケートを複数回答で実施した結果、回答者の89%が「おいしさ、味」を選び、「パッケージ・デザイン」を選んだのは26%だった。顧客志向を掲げるXはこの調査結果を受け、今後パッケージの出来栄えは無視し、味に注力することにした。
- 3マーケティング・コンセプトのうちシーズ志向やプロダクト志向のマーケティングは、顧客志向のマーケティングが定着した今日では技術者の独りよがりである可能性が高く、採用するべきではない。
- 4マーケティング・コンセプトはプロダクト志向、セリング志向などを経て変遷してきた。自社の利潤の最大化ばかりでなく自社が社会に与える影響についても考慮に入れる考え方は、これらの変遷の延長線上に含まれる。
- 5マーケティング・コンセプトを説明した言葉の中に、"Marketing is to make selling unnecessary" というものがあるが、これはマーケティングを「不用品を売ること」と定義している。
正解
4. マーケティング・コンセプトはプロダクト志向、セリング志向などを経て変遷してきた。自社の利潤の最大化ばかりでなく自社が社会に与える影響についても考慮に入れる考え方は、これらの変遷の延長線上に含まれる。
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
マーケティング・コンセプトはプロダクト志向→セリング志向→マーケティング(顧客)志向→ソーシャル・マーケティング(社会志向)と発展してきた。社会・環境への影響を考慮する考え方はこの延長上に含まれ、エが正解。アは顧客と競合の両立は「マーケット志向」、セリング志向は売込み重視。イは複数回答で26%を選んだ層を無視するのは顧客志向ではない。ウはシーズ志向も依然有効。オはドラッカーの言葉で「販売を不要にすること」が真意、「不用品を売る」は誤訳。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和2年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第28問)
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート