問題
選択肢
- 1組織の価値観や目標と個人のそれらが一致する場合、個人にとっては組織内で新たに成長できる余地が限られるため、個人の組織コミットメントは弱くなる。
- 2長期にわたって1つの組織に参加し続けることが望ましいという社会的な規範は、個人の組織コミットメントを強めるように作用する。
- 3特定の専門的な職務に対する思い入れの強さは、個人の組織コミットメントを強めるように作用する。
- 4特定の組織内では高く評価されるものの、労働市場ではほとんど評価されない技能を習得することは、個人の組織コミットメントを弱めるように作用する。
- 5年功序列的な給与体系の下では、短期間で転職を繰り返すことが個人にとって経済的に不利に作用するため、個人の組織コミットメントは弱くなる。
正解
2. 長期にわたって1つの組織に参加し続けることが望ましいという社会的な規範は、個人の組織コミットメントを強めるように作用する。
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解説
アレン=マイヤーの組織コミットメント論では、コミットメントは①情緒的コミットメント、②継続的コミットメント、③規範的コミットメントの3次元で構成される。「長期勤続が望ましい」という社会規範は規範的コミットメント(道徳的義務感)を強化するため、イが正しい。アは組織と個人の価値観一致は情緒的コミットメントを「強める」(弱めるは誤り)。ウは特定の専門職務への思い入れは「職務コミットメント/キャリアコミットメント」を強めるが、組織コミットメントとは別概念(むしろ専門性が高いほど他組織への移動コストが下がるため組織コミットメントが弱まる可能性もある)。エは組織特殊技能(labor markedで評価されない)はサンクコストとなり継続的コミットメントを「強める」(弱めるは誤り)。オは年功序列下では転職が経済的に不利→継続的コミットメントは「強まる」(弱まるは誤り)。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和3年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第17問)
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