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企業経営理論・組織論難易度: 標準2025年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論・組織論 第23問

問題

組織における個人が組織変革に抵抗を示す理由に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1外部環境が変化しているのに、組織内の慣習が従来の安定的かつ効率的な仕事の進め方を維持し強化していることに対して、危機感を抱くから。
  2. 2組織変革によって、従来よりも仕事の成果がうまく出せなくなることを心配するから。
  3. 3組織変革によって、新しい仕事のやり方が少なくとも短期的には従来よりも非効率になると感じるから。
  4. 4組織変革によって、自らの職務にとって未知で不確実な状態がもたらされることに不安を感じるから。
  5. 5たとえ客観的に外部環境が変化したとしても、偏った情報を収集したり、情報を偏って解釈したりすることで、従来と同じ環境が現在も継続していると考えるから。

正解

1. 外部環境が変化しているのに、組織内の慣習が従来の安定的かつ効率的な仕事の進め方を維持し強化していることに対して、危機感を抱くから。

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解説

本問は「不適切なもの」を選ぶ問題。組織変革への抵抗の理由としては、不確実性への不安、既得権益の喪失、慣行への執着、認知バイアス(情報の選択的解釈)等が一般的に挙げられる。アは「外部環境の変化に対して既存慣習が機能不全であることに危機感を抱く」という記述で、これはむしろ組織変革を「促進する」動機であり、抵抗の理由としては不適切で正解。イ・ウ・エは変革によるパフォーマンス低下・短期的非効率・未知への不安という変革抵抗の典型理由で適切。オは認知バイアス(選択的知覚)による現状維持の合理化で変革抵抗の理由として適切。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和7年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第23問)

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