問題
選択肢
- 1ある組織形態を採用して成功している組織があると、それをベンチマークすることで組織内外から正当性を獲得しやすくなるので、規範的同型化が生じやすい。
- 2同じような教育課程を受けたものが異なる組織に所属している場合、異なる組織でも横断的な集団規範が正当性を獲得する根拠となるため、規範的同型化が生じやすい。
- 3政府による規制があると、それに従う方が正当性を獲得しやすいので、模倣的同型化が生じやすい。
- 4組織文化は組織メンバーへの行為の強制力を持つため、類似の組織文化を持つ組織間では、強制的同型化が生じやすい。
- 5法律に従うことが正当性の根拠を提供する場合には、規範的同型化が生じやすい。
正解
2. 同じような教育課程を受けたものが異なる組織に所属している場合、異なる組織でも横断的な集団規範が正当性を獲得する根拠となるため、規範的同型化が生じやすい。
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解説
ディマジオ=パウエルの新制度派組織論では、①強制的同型化(規制・法律など強制力による同型化)、②模倣的同型化(不確実性下での成功組織の模倣による同型化)、③規範的同型化(専門職化や共通の教育・職業規範による同型化)の3類型に分類される。同じ教育課程を受けた専門家集団が異なる組織でも共通の規範を持つことで生じるのは「規範的同型化」(professionalizationによる同型化)であり、イが正しい。アは成功組織のベンチマーク=模倣的同型化(規範的ではない)。ウは政府規制への遵守=強制的同型化(模倣的ではない)。エは組織文化による行為強制は組織内の現象であり、組織間の同型化メカニズムとは異なる。オは法律遵守による正当性確保は「強制的同型化」(規範的ではない)。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和3年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第21問)
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