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企業経営理論・経営戦略難易度: 2022年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論・経営戦略 第8問

問題

次の文章の空欄に入る記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 エフェクチュエーションは、S.D.サラスバシーが経験豊富な起業家の行動から抽出した実践的なロジックである。 エフェクチュエーションは、     である。

選択肢

  1. 1成功と失敗の確率が事前に分かっている場合に有効
  2. 2特定の事業機会における競合分析や市場分析を行う場合に有効
  3. 3どのような環境に注目し、どのような環境を無視すべきかが不明瞭な場合に有効
  4. 4目的からさかのぼって手段を考えることができる場合に有効
  5. 5目的の選好順位が明確な場合に有効

正解

3. どのような環境に注目し、どのような環境を無視すべきかが不明瞭な場合に有効

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解説

エフェクチュエーション(サラスバシー)は、目的が不確実で予測困難な環境において、現有手段(who I am、what I know、whom I know)から出発して新たな目的を創発させる起業家の行動論理を指す。これに対して目的から手段を逆算するのは「コーゼーション(causation)」と呼ばれる。エフェクチュエーションが有効なのは、確率予測ができず、目的選好順位も明確でなく、注目すべき環境要素自体が不明瞭な状況であり、ウが正しい。ア・オは確率や目的が明確な状況であり、これらは因果論理(コーゼーション)が有効な場面。イは事業機会が既に特定された場面であり、エフェクチュエーションは事業機会を「発見」ではなく「創造」する過程に焦点を当てる。エは目的起点の発想でありコーゼーションそのもの。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和4年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第8問)

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