問題
選択肢
- 1渉外担当者は、組織内外の接点に位置するゲートキーパーとしての役割を持つため、組織革新の誘導者となることもある。
- 2渉外担当者は、その組織の顔として組織を代表するものであるから、法的な代表権を有する必要がある。
- 3渉外担当者は、他組織の脅威から当該組織を防衛するという境界維持機能を果たすため、外部環境とは距離を置き、組織内のメンバーと同質性を保つ必要がある。
- 4渉外担当者は、自らは不確実性を処理する権限を持たず、外部環境の状態や変化を組織内に正確に伝える役割を果たす必要がある。
- 5渉外担当者を通じた組織間関係は、市場関係を通じた調整ではなく、権限関係を通じた調整によって維持される。
正解
1. 渉外担当者は、組織内外の接点に位置するゲートキーパーとしての役割を持つため、組織革新の誘導者となることもある。
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解説
渉外担当者(boundary personnel/boundary spanner)は組織と外部環境の境界に位置する役割を持ち、情報のフィルタリング機能(ゲートキーパー)を担う。外部の新情報・新技術・新動向を組織内に取り込み、また組織内の情報を選択的に外部に発信することで、組織革新の誘導者・変革エージェントとなる場合があり、アが正しい。イは法的代表権までは必須ではなく、営業担当者・購買担当者・広報担当者など多様な渉外担当者が法的代表権なしに機能する。ウは渉外担当者は外部環境と密接に接触する必要があり、距離を置くこと・組織内メンバーとの同質性確保はその役割と矛盾する。エは渉外担当者には不確実性処理権限(情報の取捨選択・解釈・組織内伝達)が委ねられている点が特徴。オは組織間関係は権限関係(指揮命令)ではなく、市場関係や信頼関係・相互依存関係による調整が中心。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和4年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第15問)
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