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経済学・経済政策難易度: 2023年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第12問

問題

下図において、ある農産物に対する需要曲線Dの下で、垂直な供給曲線S0が収穫量の増加(Q0→Q1)に伴ってS1にシフトした結果、市場価格はP0からP1に下落した。このときの状況に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 a この農産物の生産者は、価格の変化に対して供給量を調整することができない。 b この農産物の供給量が増加したことで、消費者余剰は減少する。 c 供給の価格弾力性は無限大である。 d 需要の価格弾力性(絶対値)が1より小さいと、供給量の増加は生産者の収入を減少させる。
経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1a:正 b:正 c:正 d:誤
  2. 2a:正 b:誤 c:正 d:誤
  3. 3a:正 b:誤 c:誤 d:正
  4. 4a:誤 b:正 c:誤 d:正
  5. 5a:誤 b:誤 c:誤 d:正

正解

3. a:正 b:誤 c:誤 d:正

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解説

供給曲線が垂直=価格弾力性ゼロの状況。a正:垂直な供給曲線は、価格変化に対して供給量を調整できない(短期農産物の典型)。b誤:供給増で価格P0→P1に下落し、需要量も増えるため、消費者余剰は「増加」する(減少ではない)。c誤:垂直な供給曲線の価格弾力性はゼロ(無限大ではない、水平な場合が無限大)。d正:需要の価格弾力性(絶対値)<1(非弾力的)のとき、価格下落の影響が数量増加を上回るため、生産者の収入(P×Q)は「減少」する。これが「豊作貧乏」の経済学的説明。よってa正・b誤・c誤・d正の組み合わせが正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和5年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第12問)

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