問題
選択肢
- 1耐久消費財などの複雑な製品の購買意思決定においては、非補償型の評価方法のみが用いられることが多い。
- 2非補償型の評価方法の1つに分離型がある。この方法では、代替製品の各属性に十分条件を設定し、いずれかの属性においてこの条件を満たした製品を選択する。
- 3非補償型の評価方法の1つに連結型がある。この方法では、代替製品の各属性に必要条件を設定し、いずれかの属性においてこの条件を満たした製品を選択する。
- 4補償型とは、ある属性のマイナス面が他の属性のプラス面によって相殺(補償)され得る評価方法であり、最も簡略な方法であるため、日常の簡便な意思決定や衝動型購買などの場面でしばしば用いられる。
- 5補償型の評価方法は、ヒューリスティックスとも呼ばれる。
正解
2. 非補償型の評価方法の1つに分離型がある。この方法では、代替製品の各属性に十分条件を設定し、いずれかの属性においてこの条件を満たした製品を選択する。
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解説
非補償型の「分離型(disjunctive rule)」は、各属性に十分条件(高い基準値)を設定し、いずれか1つでもこの条件を満たす製品を選択する評価方法であり、分離型に関する記述が正しい。耐久消費財の複雑な購買意思決定では補償型(加重加算)と非補償型を併用するのが一般的で、非補償型のみとは限らない。「連結型(conjunctive rule)」は各属性に必要条件(最低基準)を設定し「すべての属性」で基準を満たす製品を選択する方法(いずれかではなく全て)。補償型は属性間トレードオフを計算する加重加算等で複雑な計算を要し、簡便な意思決定や衝動型購買には適さない(むしろ非補償型のヒューリスティクスが使われる)。ヒューリスティクス(経験則による簡略判断)は非補償型に対応する概念であり、補償型ではない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和5年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第29問)
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