問題
選択肢
- 1一般にD2Cとは、卸売業者や小売業者から構成される従来の流通チャネルを介することなく、自社サイトや大手ネットショッピング・モールを通じて、自社の製品を直接消費者に販売することを指す。
- 2米国のスタートアップ企業などが自社サイトを活用して自社の世界観を伝え、顧客との接点を育てながら自社製品を直接販売して急速に成長したのがD2Cの始まりであるが、SNSを積極的に利用することも多くのD2Cに見られる特徴の1つである。
- 3メーカーがD2Cに進出するためには、自社サイトを構築し、顧客管理、決済システムなどを単独で開発する必要がある。
- 4メーカーが流通チャネルを介さずに直接消費者に自社製品を販売することは、従来「メーカー直販」と呼ばれてきた。ほとんどのメーカーは、既存の間接流通チャネルとメーカー直販を両立させ、間接流通チャネルの卸売業者や小売業者の支持を得ながらメーカー直販を拡大してきた。
正解
2. 米国のスタートアップ企業などが自社サイトを活用して自社の世界観を伝え、顧客との接点を育てながら自社製品を直接販売して急速に成長したのがD2Cの始まりであるが、SNSを積極的に利用することも多くのD2Cに見られる特徴の1つである。
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
D2C(Direct to Consumer)はワービー・パーカー、ダラー・シェイブ・クラブ、Allbirds等の米国スタートアップが自社サイトを通じてブランドの世界観・ストーリーを直接消費者に伝えながら急成長したのが始まりであり、SNS(Instagram、Twitter、YouTube等)を積極活用したマーケティングが特徴。よって米国スタートアップの成長とSNS活用に関する記述が正しい。D2Cは「自社サイト」中心の直販モデルで、大手ネットショッピング・モール(Amazon、楽天等)の出店は中間業者を介する一般的なEC形態であり、D2Cの典型ではない。Shopify等のECプラットフォーム、Stripe等の決済代行、CRM SaaSを活用できるため「自社単独開発」は必須ではない。メーカー直販は卸売業者・小売業者との「チャネル・コンフリクト」を生じやすく、既存チャネルの支持を得ながら拡大することは難しい場合が多い(むしろ既存チャネルの反発を招くことが多い)。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和5年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第31問 設問2)
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート