問題
選択肢
- 1アドネットワーク・プラットフォーマーは、広告枠の運用を効率化したい大規模メディアからの委託を受け、これらのメディアの運営者に代わり広告枠を広告主に販売する。自ら広告枠を販売することができない個人サイトや中小サイトなどのメディアが、アドネットワーク・プラットフォーマーに広告枠の運用を委託することはできない。
- 2オフライン店舗を中心にマーケティングを展開してきた企業が、新たにオンライン・チャネルを開設した際にしばしば問題となるのが、両チャネル間で消費者の認知・検討と購買が分離することである。この対策として、店舗を利用する従来の顧客を新たなオンライン・チャネルへ誘導するO2Oに加えて、近年はオンラインとオフラインを融合するOMOなどの方策も採られるようになった。
- 3広告主が対価を払って出稿する広告はペイド・メディアと呼ばれてきたが、その中でも特に複数の広告主が共同で支出する大規模なキャンペーンなどは、近年はシェアード・メディアと呼ばれる。
- 4需給バランスや時期などによって製品やサービスの価格を変動させるダイナミック・プライシングの方法は、デジタル技術とAIの登場によって広く行われるようになった。また、利用者ごとに柔軟に価格を変える方法もダイナミック・プライシングに含まれる。
正解
4. 需給バランスや時期などによって製品やサービスの価格を変動させるダイナミック・プライシングの方法は、デジタル技術とAIの登場によって広く行われるようになった。また、利用者ごとに柔軟に価格を変える方法もダイナミック・プライシングに含まれる。
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解説
ダイナミック・プライシング(動的価格設定)は需給バランス・時期・在庫等の状況に応じて価格を変動させる手法で、デジタル技術とAIの発達により大規模・リアルタイム・個別最適化された運用が可能となった。同一製品でも個人属性や購買履歴に応じて利用者ごとに価格を変える方法(パーソナライズド・プライシング)もダイナミック・プライシングの一形態に含まれるため、ダイナミック・プライシングに関する記述が正しい。アドネットワークは大規模・中小・個人サイト等多様な媒体の広告枠を集約・運用する仕組みであり、個人サイトや中小サイトこそ主要な委託元(自社で広告枠販売が困難な媒体)であるため「委託することはできない」は誤り。O2O(Online to Offline)はオンラインで顧客を獲得してオフライン店舗に誘導する方策であり、「店舗顧客をオンラインに誘導」は逆方向。シェアード・メディアは「消費者によりSNS等で共有・拡散されるメディア」を指し、複数広告主の共同キャンペーンとは異なる(ペイド・オウンド・アーンドのトリプルメディアと並ぶ概念)。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和5年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第32問 設問1)
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