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経済学・経済政策難易度: 2024年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第16問

問題

下図は、労働と資本の価格および生産技術水準が一定で、かつ完全競争市場の下で2つの等費用線と等産出量曲線を示している。この図に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 a 点Eは点Dと比べて、産出量は同じであるが、総要素費用はより少ない。 b 点Gは点Dと比べて、技術的限界代替率は同じであるが、産出量はより少ない。 c 総要素費用を一定とした場合、点Fでは、労働量を減らし資本量を増やすことで利潤を多くできる。 d 産出量を一定とした場合、点Dでは、資本量を減らし労働量を増やすことで最適生産を達成できる。
経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1a:正 b:正 c:正 d:誤
  2. 2a:正 b:誤 c:誤 d:正
  3. 3a:誤 b:正 c:正 d:正
  4. 4a:誤 b:正 c:誤 d:誤
  5. 5a:誤 b:誤 c:正 d:正

正解

1. a:正 b:正 c:正 d:誤

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解説

等費用線と等産出量曲線の図。等費用線は C=wL+rK で右下がり直線、等産出量曲線は原点に対し凸の曲線。点Dと点Eが同じ等産出量曲線上にあり、Eが内側の低い等費用線上、Dが外側の高い等費用線上にあるとき、a正:同じ産出量でEの方が総要素費用が少ない。b正:点Gと点Dが同じ等費用線(同じ傾き=技術的限界代替率)上で接する点であれば、技術的限界代替率は同じでも産出量が異なる場合がある(Gが低い等産出量曲線上、Dが高い等産出量曲線上)。c正:点Fが等費用線上で接点(最適点)から外れた位置(労働多すぎ)にあれば、労働を減らし資本を増やすことで等産出量曲線上のより高い水準に到達でき、利潤増。d誤:点Dで産出量一定なら、最適生産は等費用線と等産出量曲線の接点に到達することだが、Dが資本多すぎ・労働少なすぎの側にあれば、資本を減らし労働を増やす方向ではなく逆方向で接点に到達する場合があり、図の位置関係で誤り。よってa正・b正・c正・d誤の「ア」が正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和6年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第15問)

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