問題
選択肢
- 1規範的コミットメントとは、組織の理念や価値観が自分の信念や倫理観と合致するかどうかを重視する個人の規範意識に基づいた組織コミットメントである。
- 2継続的コミットメントとは、長期にわたって1つの組織に継続して参加し続けることに対する個人の義務感に基づいた組織コミットメントである。
- 3個人は組織において、情緒的、継続的、規範的コミットメントのうちいずれか1つの心理状態しか経験できないのではなく、3つのコミットメントは個人の中で同時に併存可能である。
- 4情緒的コミットメントとストレスとの間には正の関係が見られる一方で、継続的コミットメントとストレスとの間には負の関係が見られる。
- 5情緒的コミットメントとは、もし組織を去った場合、現状の生活水準を維持できなくなるのではないかという不安心理に基づいた組織コミットメントである。
正解
3. 個人は組織において、情緒的、継続的、規範的コミットメントのうちいずれか1つの心理状態しか経験できないのではなく、3つのコミットメントは個人の中で同時に併存可能である。
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解説
マイヤー=アレンの組織コミットメント3次元モデルでは、情緒的(affective)・継続的(continuance)・規範的(normative)コミットメントは独立した次元であり、個人の中で同時に併存可能である。ウが正しい。アの規範的コミットメントは「組織にとどまるべき」という義務感・道徳的責任に基づくもので、価値観の合致を重視するのは情緒的コミットメントに近い。イの継続的コミットメントは離脱コストの認識(サイドベット理論)に基づくもので、義務感ではない(それは規範的)。エは情緒的コミットメントはストレスと負の関係、継続的コミットメントは正の関係になりやすい(実証研究結果)。オは継続的コミットメントの説明であり、情緒的コミットメントは愛着・帰属意識に基づく。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和7年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第18問)
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