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企業経営理論・マーケティング難易度: 2024年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論・マーケティング 第33問

問題

マーケティング・コミュニケーションにおけるSNSの利用やその役割に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1SNS広告にはさまざまなタイプがあるが、利用者を目的ページへ遷移させることを意図していない。
  2. 2SNSとは、消費者が自由に投稿したり、相互にコメントしたり参照し合ったりする場である。このため、原則的には企業が開設するアカウントからSNS上に投稿されることはない。
  3. 3消費者によって毎日SNS上に投稿されるクチコミは、消費者によって発信された情報であるために信頼性が高い。すなわち、SNS上のクチコミには信頼属性に関する情報が豊富に含まれている。
  4. 4フォロワー数が極めて多い著名人をインフルエンサーとして起用し、当該インフルエンサーを通じてSNS上で企業が情報発信を行う場合、当該企業の意図通りに実施されるように、企業は厳密にコミュニケーションを設計し、インフルエンサーを統制して情報発信を行っている。
  5. 5ほとんどの消費者は、自己のアカウントにログインした状態でSNSを利用する。このため SNSでは、基本的に企業はクッキーを使用せずに広告配信のターゲティングを行うことができる。

正解

5. ほとんどの消費者は、自己のアカウントにログインした状態でSNSを利用する。このため SNSでは、基本的に企業はクッキーを使用せずに広告配信のターゲティングを行うことができる。

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解説

オは正しい。SNSはユーザーが自己アカウントにログインして利用するため、企業はユーザー属性(年齢・性別・地域・興味関心等のプロフィール情報)や行動データ(投稿・いいね・フォロー等)を直接取得でき、サードパーティ・クッキーに依存せずにターゲティング広告を配信できる(ファーストパーティ・データ活用)。クッキー規制が強化される中、SNS広告のターゲティング精度の高さが優位性となっている。アはSNS広告には認知獲得型もあるが、リンク広告・コンバージョン型広告等、目的ページへの遷移を意図するものも多数存在する。イは企業公式アカウント(コーポレート、ブランド、製品別)からの投稿は標準的で「原則ない」とは言えない。ウは消費者発信であっても、ステマ・誇張・誤情報も含まれるため一律に信頼性が高いとは限らず、また信頼属性(経験して初めて分かる属性)は本人が経験しないと評価困難な属性で、消費者の投稿経験を介して可視化されるが「豊富」かどうかは内容次第。エはインフルエンサーマーケティングではインフルエンサーの自由な表現を活かす方が消費者の共感を得やすく、企業の厳密な統制は逆効果になる場合が多い(また景表法・ステマ規制の観点でも厳密統制は問題)。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和6年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第33問)

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