問題
選択肢
- 1グローバル市場参入における標準化と適応化の決定においては、日本製という原産国イメージを利用する場合には、標準化のマーケティングが実施され、原産国イメージを利用しない場合には、現地の消費者に及ぼす社会制度や文化などの分析に基づく適応化のマーケティングが実施される。
- 2社会階層は、人種や宗教などが多様な国や地域のセグメンテーションでは有効な変数であるが、日本においてはセグメンテーションの変数として有効ではない。
- 3準拠集団の影響をイノベーションの普及理論に当てはめてみると、オピニオンリーダーは早期少数採用者として新製品の普及に影響を与え、インフルエンサーは後期多数採用者として当該製品の普及に大きな影響を与える。
- 4消費に関する他者の影響を説明する理論には、他者の消費行動が欲求を増大させるスノッブ効果、他者の消費行動が欲求を低下させるバンドワゴン効果、値段が高いことが欲求を増大させるヴェブレン効果などがある。
- 5デモグラフィック変数には、性別、年齢、年収、社会的地位、ライフステージが含まれ、サイコグラフィック変数には、趣味、価値観、関与、ライフスタイルが含まれる。
正解
5. デモグラフィック変数には、性別、年齢、年収、社会的地位、ライフステージが含まれ、サイコグラフィック変数には、趣味、価値観、関与、ライフスタイルが含まれる。
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
オはセグメンテーション変数の分類で正しい。デモグラフィック変数(人口統計学的変数)=性別、年齢、年収、職業、社会的地位、家族構成、ライフステージ、教育水準等の客観的属性。サイコグラフィック変数(心理学的変数)=趣味、価値観、関与、ライフスタイル、性格、態度等の主観的属性。アは原産国効果は標準化/適応化の判断の一要素に過ぎず、両者の決定要因はもっと複合的(市場特性・製品特性・コスト等)。イは日本でも社会階層(年収水準、職業階層、生活水準等)はセグメンテーション変数として有効である(高級ブランド、教育サービス等で重要)。ウはスノッブ効果(他人と同じものは避ける)とバンドワゴン効果(皆が買うものを買う)の定義が逆。スノッブ効果=他人の消費行動が増えると自分の欲求は低下、バンドワゴン効果=他人の消費行動が増えると自分の欲求も増大。エはスノッブ効果とバンドワゴン効果の説明が入れ替わっている(同じ理由)。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和6年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第38問設問1)
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート