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中小企業経営・中小企業政策難易度: 標準2024年度

中小企業診断士 過去問中小企業経営・中小企業政策 第17問

問題

(株)東京商工リサーチ「令和 4 年度取引条件改善状況調査」に基づき、製造業における直近 1 年のエネルギー価格、原材料価格および労務費の変動に対する価格転嫁の状況(受注側事業者)について見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。 なお、アンケート調査は、2022 年 10 ~ 11 月にかけて、全国 90,000 社(うち発注側事業者 10,000 社、受注側事業者 80,000 社)の企業を対象に実施(有効回答 22,756 件(うち発注側事業者 3,026 件、受注側事業者 19,730 件)、回収率 25.3 %(うち発注側事業者 30.3 %、受注側事業者 24.7 %))されたものである。 また、価格転嫁の状況について、「反映された」とは、「おおむね反映された」と「一部反映された」との回答割合の合計とし、「反映されなかった」とは、「あまり反映されなかった」と「反映されなかった」との回答割合の合計とする。

選択肢

  1. 1エネルギー価格および原材料価格については、「反映されなかった」とする回答割合が、「反映された」とする回答割合を上回っている。
  2. 2エネルギー価格および労務費については、「反映されなかった」とする回答割合が、「反映された」とする回答割合を上回っている。
  3. 3原材料価格および労務費については、「反映されなかった」とする回答割合が、「反映された」とする回答割合を上回っている。
  4. 4原材料価格については、「反映されなかった」とする回答割合が、「反映された」とする回答割合を上回っている。

正解

2. エネルギー価格および労務費については、「反映されなかった」とする回答割合が、「反映された」とする回答割合を上回っている。

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解説

東京商工リサーチ「令和4年度取引条件改善状況調査」によれば、製造業受注側事業者の価格転嫁状況は、原材料価格は「反映された」割合が比較的高い(原材料費上昇は数値で示しやすく、転嫁交渉が成立しやすい)一方、エネルギー価格と労務費は「反映されなかった」が「反映された」を上回る(特に労務費は転嫁交渉が難しい代表項目)。労務費の価格転嫁は政府も最重要課題として「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」(令和5年11月公表)を発出した経緯がある。よってイが正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和6年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第13問)

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