問題
選択肢
- 1ダイナミック・ケイパビリティは、企業が外部環境への依存度を下げ、完全に独立した運営を実現する能力を指す。
- 2ダイナミック・ケイパビリティは、既存の経営資源を活用することで、成熟期の安定的な市場環境で競争優位性を得る能力を指す。
- 3ダイナミック・ケイパビリティは、競合他社からの模倣によって追いつかれないように、業務プロセスの効率化を一層追求する能力を指す。
- 4ダイナミック・ケイパビリティは、顧客に独自の価値を提供し、かつ競合他社からの模倣を防ぐことを可能にする、現在の市場において競争優位性を獲得する基盤となる中核的な能力を指す。
- 5ダイナミック・ケイパビリティは、市場環境の変化を知覚し、新たなビジネス機会を活かし、必要時には既存の経営資源やプロセスを再構成する能力を指す。
正解
5. ダイナミック・ケイパビリティは、市場環境の変化を知覚し、新たなビジネス機会を活かし、必要時には既存の経営資源やプロセスを再構成する能力を指す。
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解説
ティース(D. Teece)が提唱したダイナミック・ケイパビリティは、急変する事業環境において、企業が①機会・脅威を感知(sensing)、②機会を捕捉(seizing)、③経営資源を再構成(reconfiguring/transforming)する能力と定義される。オはこの定義に合致し正しい。アは外部依存と無関係。イは安定環境ではなく変化対応がポイント。ウは効率追求ではなく適応・再構成能力。エは中核能力(コア・コンピタンス)の定義に近く、現在の競争優位ではなく変化への適応に焦点を当てるダイナミック・ケイパビリティとは異なる。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和7年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第4問)
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