問題
選択肢
- 1J. ウッドワードによれば、「単品生産・小規模バッチ生産」から「大規模バッチ・大量生産」、さらに「装置生産」へと技術の複雑性が高まるにつれて、組織の階層数は増加し、管理者や監督者の全従業員に対する割合、および直接労働者に対する間接労働者の割合も高くなる。
- 2J. ウッドワードによれば、「単品生産・小規模バッチ生産」や「装置生産」を行う企業では、作業の標準化と手順の明確化が重要であり、「機械的管理システム」の導入が最も適している。
- 3P. ローレンスとJ. ローシュによれば、不確実性の高い環境で高業績をあげていた組織は、組織全体を統合する取り組みをできる限り抑えながら、各職能部門がそれぞれのタスク環境に適応できるよう高度に分化していた。
- 4T. バーンズとG.M. ストーカーによれば、「有機的管理システム」は、組織メンバーの職務内容や役割に柔軟性を持たせる一方で、情報と意思決定の権限を上位に集中させることにより、組織の分化と統合の両立を実現できる。
- 5T. バーンズとG.M. ストーカーによれば、組織のライフサイクルにおいて、起業者段階や共同体段階では「有機的管理システム」が採用されるが、公式化段階や精巧化段階に移行すると、「機械的管理システム」が採用される傾向が高くなる。
正解
1. J. ウッドワードによれば、「単品生産・小規模バッチ生産」から「大規模バッチ・大量生産」、さらに「装置生産」へと技術の複雑性が高まるにつれて、組織の階層数は増加し、管理者や監督者の全従業員に対する割合、および直接労働者に対する間接労働者の割合も高くなる。
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解説
ウッドワードの研究(南エセックス研究)は、技術の複雑性(単品生産→大量生産→装置生産)が高まるほど組織階層数が増え、管理者比率や間接員比率も高まることを示した。アが正しい。イのウッドワードの研究では、大量生産では機械的管理システム、単品生産・装置生産では有機的管理システムが業績と適合する。ウのローレンス=ローシュは、不確実性が高い環境ほど分化と統合の両方が必要であり、統合の取り組みを抑えるのではない。エのバーンズ=ストーカーの有機的システムは権限が分散され、ネットワーク型コミュニケーションが特徴。オの組織ライフサイクル論はバーンズ=ストーカーではなくグレイナーやアダイゼス等の研究。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和7年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第15問)
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