問題
漢方の「証」に関する記述として、正しいものはどれか。
選択肢
- 1体力充実型を「虚証」、虚弱型を「実証」と呼ぶ
- 2体力充実型を「実証」、虚弱型を「虚証」と呼ぶ
- 3証は体格のみで決定される
- 4証は西洋医学の病名と完全に対応する
正解
2. 体力充実型を「実証」、虚弱型を「虚証」と呼ぶ
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
正解は「体力充実型を実証、虚弱型を虚証と呼ぶ」である。漢方医学では患者の体質・体力・症状・舌や脈の状態などを総合的にとらえた状態を「証」といい、これに合った処方を選択することが基本となる。体力が充実したタイプを「実証」、虚弱なタイプを「虚証」、その中間を「中間証(虚実中間)」と呼ぶため、実証と虚証を逆に説明した選択肢は誤りである。証は体格のみで決まるものではなく、体力・自覚症状・経過などを含めて判断される。また漢方の証は西洋医学の特定の病名と完全に一致するものではない。漢方処方は使用者の証に適さないと効果が得られないばかりか副作用を生じやすくなるため、「証に合わせて選ぶ」という考え方が頻出ポイントである。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習