問題
眠気を促す薬に用いる漢方処方の組合せのうち、誤っているものはどれか。
選択肢
- 1抑肝散 — 神経の高ぶり、神経症、不眠症、小児夜泣き、歯ぎしり等に用いられる
- 2酸棗仁湯 — 心身が疲れ精神不安・不眠等のあるものの不眠症、神経症に用いられる
- 3加味帰脾湯 — 心身が疲れ血色の悪い人の貧血・不眠症等に用いられる
- 4抑肝散加陳皮半夏 — 食欲不振や下痢に専ら用いられ、不眠には用いない
正解
4. 抑肝散加陳皮半夏 — 食欲不振や下痢に専ら用いられ、不眠には用いない
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解説
正解は4(誤り)。抑肝散加陳皮半夏は、抑肝散に陳皮・半夏を加えた漢方処方で、やや消化器が弱く神経がたかぶるものの神経症・不眠症・小児夜泣き・歯ぎしり等に用いられる。したがって「食欲不振や下痢に専ら用いられ、不眠には用いない」とする4が誤りで正答となる。胃腸虚弱を伴う人に適する点が抑肝散との違いである。他の組合せは正しく、1の抑肝散は神経の高ぶり・神経症・不眠症・小児夜泣き・歯ぎしり等に、2の酸棗仁湯は心身が疲れ精神不安・不眠のあるものの不眠症・神経症に、3の加味帰脾湯は心身が疲れ血色の悪い人の貧血・不眠症等に用いられるため正しい。眠気を促す薬の漢方は、いずれもカンゾウを含むがマオウやダイオウは含まない点も頻出。手引き第3章。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習