税理士に戻る
簿記論難易度:

税理士 一問一答簿記論 第65問

問題

G社の期末棚卸資産は、商品X100個(原価@500円・正味売却価額@520円)と商品Y200個(原価@800円・正味売却価額@750円)である。XとYは市場の状況も用途も異なる別個の品目であり、収益性低下の判定は品目ごとに行う。計上すべき商品評価損の合計はいくらか。

選択肢

  1. 18,000円
  2. 212,000円
  3. 310,000円
  4. 40円

正解

3. 10,000円

詳しい解説を見る

解説

収益性低下の判定と簿価切下げは、原則として個別品目ごとに行う(企業会計基準第9号。複数品目を一括りにできるのは、補完的な関係にある場合など投資の成果を一体として把握できるときに限られる)。商品Yは原価800円が正味売却価額750円を上回るため、200個×50円=10,000円の評価損を計上する。一方、商品Xは正味売却価額520円が原価500円を上回っており切下げは不要で、取得原価主義のもと評価益の計上も認められない。よって合計10,000円が正解である。「8,000円」は商品Xの含み益2,000円(20円×100個)を商品Yの評価損と相殺した誤りで、別個の品目間での相殺は認められない。「12,000円」は商品Xの差額2,000円を評価益ではなく評価損として加算してしまった誤りである。「0円」は在庫全体の正味売却価額合計と原価合計を比較するなどして切下げ不要と判断した誤りで、品目別判定の原則に反する。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

簿記論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では税理士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。税理士試験は簿記論・財務諸表論の会計2科目と、法人税法・消費税法・相続税法などの税法科目から5科目を積み上げる科目合格制の国家試験です。簿記論・財務諸表論は受験資格不要で誰でも挑戦できます。