問題
借手L社は所有権移転外ファイナンス・リース取引(利子抜き法)により、期首にリース資産132,000円及びリース債務132,000円を計上した(リース期間5年、リース料年額30,000円・各年度末払い)。1年目の利息相当額は利息法により5,500円と算定された。1年目に計上される費用の合計額(減価償却費と支払利息の合計)はいくらか。
選択肢
- 130,000円
- 226,400円
- 335,500円
- 431,900円
正解
4. 31,900円
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解説
所有権移転外ファイナンス・リース取引のリース資産は、リース期間を耐用年数とし残存価額をゼロとして償却するため、減価償却費は132,000円÷5年=26,400円である。これに利息法による支払利息5,500円を加えた26,400円+5,500円=31,900円が1年目の費用合計となる。支払リース料30,000円のうち利息5,500円を除く24,500円はリース債務の元本返済であり、費用ではなく負債の減少である。「30,000円」は支払リース料をそのまま費用とする賃貸借処理の金額であり、ファイナンス・リース取引の売買処理では費用は償却費と利息という形に組み替えられる。「26,400円」は減価償却費のみで支払利息5,500円の計上が漏れている。「35,500円」はリース料30,000円と利息5,500円を単純合算した誤りで、リース料に含まれる利息部分を二重に数えている。なお売買処理でも費用総額はリース期間全体では賃貸借処理と一致する(各期の配分が異なるだけ)という点は、企業会計基準第13号の理解を深めるうえで有益である。
一問一答
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