問題
解約不能のリース取引について、リース期間4年、リース物件の経済的耐用年数6年、リース料総額の現在価値274,000円、見積現金購入価額300,000円である。このリース取引の分類として正しいものはどれか。
選択肢
- 1経済的耐用年数基準を満たさないため、オペレーティング・リース取引である
- 2両基準とも満たすため、ファイナンス・リース取引である
- 3現在価値基準を満たすため、ファイナンス・リース取引である
- 4いずれの基準も満たさないため、オペレーティング・リース取引である
正解
3. 現在価値基準を満たすため、ファイナンス・リース取引である
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解説
フルペイアウトの判定を行うと、経済的耐用年数基準はリース期間4年÷経済的耐用年数6年=約66.7%で概ね75%以上に達しないが、現在価値基準は274,000円÷300,000円=約91.3%で概ね90%以上を満たす。この二つの基準はいずれか一方を満たせばファイナンス・リース取引と判定されるため、「現在価値基準を満たすため、ファイナンス・リース取引である」が正しい。解約不能であることは問題文から明らかであり、企業会計基準第13号のもとで売買処理(資産・負債の計上)が必要となる。「経済的耐用年数基準を満たさないため、オペレーティング・リース取引である」は、両基準を満たす必要があるとの誤解に基づくもので、一方の基準の不充足だけでは分類は決まらない。「両基準とも満たすため」は約66.7%を75%以上と誤認した計算誤りを含む。「いずれの基準も満たさない」は約91.3%という現在価値基準の充足を見落としている。判定比率の計算と「いずれか」という要件の関係を組み合わせて問う典型問題である。
一問一答
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