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簿記論難易度:

税理士 一問一答簿記論 第105問

問題

引当金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1引当金繰入額は、現金支出を伴わないため損益計算書には計上されない
  2. 2修繕引当金は法的債務ではない引当金であるが、注解18の要件を満たす限り負債の部に計上される
  3. 3引当金は保守主義の観点から、発生の可能性が低い場合でも計上が強制される
  4. 4退職給付引当金は評価性引当金に分類される

正解

2. 修繕引当金は法的債務ではない引当金であるが、注解18の要件を満たす限り負債の部に計上される

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解説

正しいのは「修繕引当金は法的債務ではない引当金であるが、注解18の要件を満たす限り負債の部に計上される」である。修繕引当金は自社設備の修繕という内部的な支出予定に備えるもので、相手方に対する法的な支払義務(債務)ではないが、企業会計原則注解18は債務性の有無を問わず4要件を満たす引当金の計上を求めており、非債務性の負債性引当金として負債の部に計上される。「引当金繰入額は、現金支出を伴わないため損益計算書には計上されない」は誤りで、繰入額はまさに当期の費用又は損失として損益計算書に計上される。発生主義の下では現金支出の有無と費用の認識は切り離して考える。「保守主義の観点から、発生の可能性が低い場合でも計上が強制される」は誤りで、注解18は発生の可能性の低い偶発事象に係る引当金の計上を明文で禁じており、過度の保守主義は認められない。「退職給付引当金は評価性引当金に分類される」も誤りで、退職給付引当金は将来の退職給付の支払に備える負債性引当金である。

一問一答

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