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固定資産難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題固定資産 第109問

問題

備品を割賦で購入した。現金購入価額は¥900,000、割賦総額は¥990,000(毎月¥165,000を6回払い)であり、利息相当額は資産計上せず前払利息(または利息相当額を区分)とする。取得時に備品を現金購入価額で計上し、利息相当額を前払利息で処理する仕訳を示す。代金は未払金とする。

選択肢

  1. 1(借) 備品 900,000, 前払利息 90,000 / (貸) 未払金 990,000
  2. 2(借) 備品 990,000 / (貸) 未払金 990,000
  3. 3(借) 備品 900,000 / (貸) 未払金 900,000
  4. 4(借) 備品 900,000, 支払利息 90,000 / (貸) 未払金 990,000

正解

1. (借) 備品 900,000, 前払利息 90,000 / (貸) 未払金 990,000

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解説

取得時は備品¥900,000と前払利息¥90,000を借方、未払金¥990,000を貸方に計上する。割賦購入は分割払いの代金に金利が上乗せされた取引であり、固定資産の取得原価には利息相当額を含めないのが原則である。そこで取得原価は現金購入価額¥900,000とし、これを備品に計上する。一方、支払義務の総額は割賦総額¥990,000であるためこれを未払金とし、両者の差額¥90,000(=¥990,000−¥900,000)が利息相当額となる。この利息相当額は、支払期間にわたって費用化するため、いったん前払利息(資産)として繰り延べておき、各回の支払時に支払利息へ振り替えていく。これにより、資産は適正な取得原価で、利息は期間対応で計上される。誤りやすいのは、利息込みの¥990,000をそのまま備品としてしまう点や、取得時に¥90,000を一括で支払利息(費用)としてしまう点である。

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