問題
上記割賦購入(備品¥900,000、前払利息¥90,000、未払金¥990,000、6回払い)について、第1回の割賦金¥165,000を当座預金で支払った。利息は定額法(毎回¥15,000)で配分する。支払と利息配分の仕訳を示す。
選択肢
- 1(借) 未払金 165,000 / (貸) 当座預金 165,000
- 2(借) 未払金 165,000, 支払利息 15,000 / (貸) 当座預金 165,000, 前払利息 15,000
- 3(借) 未払金 150,000, 支払利息 15,000 / (貸) 当座預金 165,000
- 4(借) 未払金 165,000, 支払利息 15,000 / (貸) 当座預金 180,000
正解
2. (借) 未払金 165,000, 支払利息 15,000 / (貸) 当座預金 165,000, 前払利息 15,000
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解説
第1回支払の仕訳は、未払金¥165,000と支払利息¥15,000を借方、当座預金¥165,000と前払利息¥15,000を貸方に計上する。割賦取引では、支払の事実そのものと、利息の費用化という二つの処理を同時に行う。第一に、約定どおり¥165,000を支払うため未払金を同額減らし当座預金を減らす。第二に、取得時に前払利息として繰り延べておいた利息相当額¥90,000を支払回数で配分する。定額法では¥90,000÷6回=¥15,000が1回分となり、これを前払利息(資産)から支払利息(費用)へ振り替える。結果として当座預金の減少は¥165,000だが、未払金の減少¥165,000と利息の振替¥15,000が両建てで計上される。誤りやすいのは、利息¥15,000を当座預金から追加支出してしまい貸方の当座預金を¥180,000としてしまう点である。利息は別途現金を支払うのではなく、繰り延べていた前払利息を取り崩して費用化する点に注意する。
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