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固定資産難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題固定資産 第111問

問題

自家建設した建物が完成した。建設に要した材料費・労務費・経費の合計は¥5,000,000であり、これに充当するための借入金の利息で稼働前に支払った¥200,000を取得原価に算入する。建設仮勘定¥4,800,000を振り替え、不足分は当座預金で支払い済とする。建物の取得仕訳を示す。

選択肢

  1. 1(借) 建物 5,000,000 / (貸) 建設仮勘定 5,000,000
  2. 2(借) 建物 5,200,000 / (貸) 建設仮勘定 5,200,000
  3. 3(借) 建物 5,200,000 / (貸) 建設仮勘定 4,800,000, 当座預金 400,000
  4. 4(借) 建物 4,800,000 / (貸) 建設仮勘定 4,800,000

正解

3. (借) 建物 5,200,000 / (貸) 建設仮勘定 4,800,000, 当座預金 400,000

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解説

建物の取得仕訳は、建物¥5,200,000を借方、建設仮勘定¥4,800,000と当座預金¥400,000を貸方に計上する。自家建設した固定資産の取得原価は、建設のために要した材料費・労務費・経費の合計(適正な原価)で算定する。本問の建設原価は¥5,000,000である。さらに、自家建設に充てた借入金の利息のうち、稼働(事業供用)前の期間に対応する部分は取得原価に算入することが認められる。これは取得に直接要した支出だからである。よって取得原価=¥5,000,000+¥200,000=¥5,200,000となる。これまで建設の進行に応じて積み上げてきた建設仮勘定¥4,800,000を取り崩し、不足額¥400,000は当座預金で支払い済みのため貸方に当座預金を計上する。誤りやすいのは、利息¥200,000を支払利息として費用処理してしまう点である。稼働後の借入金利息は費用だが、稼働前の建設期間中の利息は取得原価への算入が認められる点を区別する。

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