簿記1級に戻る
固定資産難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題固定資産 第112問

問題

建物の建設を請け負わせ、工事代金の一部¥2,000,000を当座預金から前払いした。建物はまだ完成していない。この前払いを記録する仕訳を示す。

選択肢

  1. 1(借) 建物 2,000,000 / (貸) 当座預金 2,000,000
  2. 2(借) 前払金 2,000,000 / (貸) 当座預金 2,000,000
  3. 3(借) 仮払金 2,000,000 / (貸) 当座預金 2,000,000
  4. 4(借) 建設仮勘定 2,000,000 / (貸) 当座預金 2,000,000

正解

4. (借) 建設仮勘定 2,000,000 / (貸) 当座預金 2,000,000

詳しい解説を見る

解説

この前払いは、建設仮勘定¥2,000,000を借方、当座預金¥2,000,000を貸方として記録する。固定資産の建設を請け負わせ、完成前に工事代金の手付金・中間金などを支払った場合、その支出額は完成までの間、建設仮勘定(有形固定資産の一区分)で処理する。建設仮勘定はまだ事業の用に供されていない未完成資産を表す勘定であり、減価償却は行わない。建物などが完成して引渡しを受けた時点で、建設仮勘定の残高を建物本勘定へ振り替え、そこから減価償却を開始する。誤りやすいのは、未完成段階で建物勘定に直接計上してしまう点や、商品売買の手付金と混同して前払金で処理してしまう点である。前払金は棚卸資産等の購入手付に用いる勘定であり、固定資産の建設前払いには建設仮勘定を用いる。仮払金は使途や金額が未確定の一時的な立替えに使う勘定で、使途が建設と明確な本問には適さない。

仕訳問題を解く

4分野の700問を学習

固定資産の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では簿記1級の全700問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4分野を仕訳から体系的に押さえることが合格への王道です。